第3回福祉生きがい講座


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福祉講座ポスター小山先生

黒瀧山 向川寺についての追加情報(小山先生より)

この寺は、大本山総持寺三十六門跡の直末寺院であり、山形県をはじめ宮城、秋田の両県に二十八の末寺を持ち、孫寺数百を有する中本山である。

 記録によると応永八年(1401)をはじめ数度の火災に遭っており、その度に伽藍(がらん)配置が変わり現在に至ったと考えられている。

 今日見るあたりは往時僧堂であったと思われ、創建の頃は、後背の山地一帯に塔堂伽藍が立ち並ぶ一大禅寺であった。

 幾百の僧が禅の神髄を求めて修行を重ねたところである。

 現在、山形県下並びに東北地方最大の宗派である曹洞宗は、ここ黒瀧を拠点として勢力を拡大していったと考えられている。

 したがって、単に歴史的に古いというだけでなく、今日なお、私達の生活に根強く生きている文化、この地方の禅思想は、この寺を核として浸透していったものであり向川寺の存在は極めて重要な意味を持っている。